けん悟庵 KenGo:Lab
2010.12.12

Lily0-003. プロジェクトの設定

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Visual Studioプロジェクトの設定

Visual Studio(以下VS)では何かアプリケーションを作る際、「プロジェクト」という単位で情報を管理します。
Lilyのプロジェクトは、基本的に添付のサンプルコードのプロジェクトをコピーしてお使いいただくのがよいと思います。
一方で、プロジェクト情報を操作せねばならないときに、Lilyではどの設定が必要であるかをこのページで説明します。
特にVS2010以降の場合、プロジェクトの手動設定は重要です。必ずご確認ください。

一番簡単なプロジェクトの設定方法

Lilyのサンプルコードにある「Lily_user20**.sln」「Lily_user20**.vcproj」をそのまま使う方法です。 あらかじめ設定が終わっていますのでプロジェクトの細かい設定が不要となります。Lilyの標準的な使い方の範囲ではこの方法で問題ありません。
はじめての方にはオススメです。

1. サンプルコードのフォルダごと好きな場所にコピーします。(フォルダ名変更もOKです)
2. ご利用のVSバージョンのフォルダ内にあるLily_user20**.slnを選び、VSを起動します。

今後開発を進めるに当たっては、上記の.sln(ソリューションファイル)を使って起動するとよいでしょう。

Visual Studio2005 & 2008の設定項目

メニュー「プロジェクト」の「プロパティ」を開き、以下を設定します。
なお1からプロジェクトを作る場合、「Win32プロジェクト」で、空のプロジェクトを作成してください。

1. 「構成プロパティ」>「全般」
・文字セット:マルチバイト文字を使用する

2. 「構成プロパティ」>「C/C++」>「プリプロセッサ」
・プリプロセッサの定義:OS_WIN;を最後に追加

3. 「構成プロパティ」>「C/C++」>「コード生成」
・ランタイムライブラリ:Debugモードはマルチスレッドデバッグ(/MTd), Releaseモードはマルチスレッド(/MT)

4. 「構成プロパティ」>「C/C++」>「言語」
・ランタイム型情報を有効にする:はい

5. 「構成プロパティ」>「リンカ」>「システム」
・サブシステム:コンソールが必要ならコンソール、消す場合はWindows

…必須の設定情報は以上です。このほかにも出力ファイル名等の設定がありますが、必ずしも必要な設定ではありません。
ご都合に合わせて、設定を変更していくのがよいと思います。
設定が終了したら、次のページに進んでください。

Visual Studio 2010の設定項目

メニュー「プロジェクト」の「プロパティ」を開き、以下を設定します。
なお1からプロジェクトを作る場合、「空のプロジェクト」を作成してください。

1. 「構成プロパティ」>「VC++ディレクトリ」
 ・インクルードディレクトリ:Lilyの置き場所を追加 (例: C:\Lily_vs2010_x86)
 ・ライブラリディレクトリ:Lily内のLIBフォルダを追加 (例: C:\Lily_vs2010_x86\LIB)
 VS2010のディレクトリ設定

2. 「構成プロパティ」>「全般」
・文字セット:マルチバイト文字を使用する

3. 「構成プロパティ」>「C/C++」>「プリプロセッサ」
・プリプロセッサの定義:OS_WIN;を最後に追加

4. 「構成プロパティ」>「C/C++」>「コード生成」
・ランタイムライブラリ:Debugモードはマルチスレッドデバッグ(/MTd), Releaseモードはマルチスレッド(/MT)

5. 「構成プロパティ」>「C/C++」>「言語」
・ランタイム型情報を有効にする:はい

6. 「構成プロパティ」>「リンカ」>「システム」
・サブシステム:コンソールが必要ならコンソール、消す場合はWindows

…必須の設定情報は以上です。VS2010で特に重要なのは1のVC++ディレクトリの設定になります。
過去バージョンと異なり、プロジェクトごとの設定となりますのでご注意ください。
設定が終了したら、次のページに進んでください。