けん悟庵 KenGo:Lab
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つれづれメモ

2010.12.28

1. 会計ソフトから入ってみる

さて、前回そもそも事業主になると何が違うのかみたいなことを考えましたが、 ネックになるのは「面倒」なことが多いということでした。その「面倒」の筆頭が日々の帳簿つけ。 やってないからわからない、わからないから怖い、加えて簿記の知識もないからさらに面倒…。 こんな状態ですから、とにかく何かとっかかりを探すために、会計ソフトを眺めてみることにしました。 選んだソフトは「弥生の青色申告」。一番使われている弥生シリーズの1つで個人事業者向け。 うん、これで良さそうだ。さて、このソフトを使って何かつかめるでしょうか?

…で。起動してみたのですが、とにかく分からんことだらけで困りました。 今回は初期設定について思ったことです。

2. 消費税

弥生の青色申告を立ち上げて初期設定を行うと、序盤で消費税についての設定がでてきます。
「課税事業者」なのか「免税事業者」なのか。

わかりません。

…調べました。

帳簿の2期前(2年前)の課税対象になる税抜きの売上高(課税売上高)が1000万円を超える事業者は、消費税を納めるのが必須で「課税事業者」、 1000万を超えない場合は原則「免税事業者」となり、消費税を納めなくて良いようです(平成22年度)。
僕の場合、1000万超えなど望むべくもないし2期前は事業者ではないので、免税事業者の対象となりますが、納めたければ納めることも可能なようです。 理由は2つあって、1つは、一度どちらかに決めると2年間は変えられないということ。 もう1つは仕入れで支払った消費税(課税仕入れ)が受け取った消費税分(課税売上)より多い場合、還付してもらえるという制度があるが、 免税事業者には適用されないこと。近い将来の仕入れ・設備投資がデカイ場合、免税事業者は損をするようです。
僕の場合は、仕入れなどが少ない業種なのでひとまず免税事業者で良いのかなと思います。 ちなみに、免税事業者も消費税込みのお金を受け取っても法律上問題ないそうで、そのまま儲けにできるようです(課税分というより売上上乗せって扱いになる?)。

ひとつ疑問は、免税事業者は申請をしなくても免税になるのかな?という点。 申告書を出さなければ自動的に免税事業者扱いなのかな…?もし事業者になるならその時税務署に相談すればいいかな? ちなみに、消費税申告については国税庁のこちらを参考に。

3. 現金と預金

次にひっかかったのが、「現金」と「預金」の違い。当たり前なんですが、「預金」=銀行の事業者口座に預けたお金「現金」=手持ちのお金ですよね。コレ、商店の人にとって自然なモノなんですけど、 僕は売上が預金で入金されるので理解しづらかった。"現金の「中」に預金が含まれる"とイメージしてしまったのが間違いでした。
弥生の青色申告では初期設定で(繰り越し分の)手持ち現金と預金情報を順に入れますが、
手持ち現金に預金と同じ額を入力して失敗しました。現金と預金は別モノなんですね(^^;

整理すると、金庫や手元にあるお金が「現金」で、「預金」との間での入出金も取引として記帳することになると…。 会計ソフトでも現金出納帳預金出納帳が違うのはそのせいなのね。なるほど。

4. 取引先などの登録

僕は取引先がほとんど無いのですが、見積書・納品書・請求書・領収書をやりとりする相手と考えればよいのかな、と思いました。 弥生の青色会計では、請求書のやりとり時に発生する売掛金・買掛金領収書での掛金の解消の記帳は、 取引先情報ごとに管理するようなので、売掛・買掛が発生する場合にはしっかり入力する必要がありそうです。


初期設定で悩んだのは大体上記のところです。
今度は記帳で悩んだことをメモっていこうかと思います。

2010.12.27

現在、固定職を持たない僕、今年はアニメ業界やiPhoneアプリから得られる副収入は生活の足しとなりました。 しかし今年分の確定申告などを試算した際、これらの収入が雑所得で処理されるのはもったいないことに気づきまして。 無職とはいえ、やらねばならんことが多いのですが、このタイミングで「個人事業主」について真剣に考えようと思いました。

しかして、調べるほど悩みが深まるのが起業の罠。頭で考えるばかりでは仕方ないので、 ちょっとここにメモかきつつ、これをきっかけに少しずつ情報を整理していこうかな、と思います。

1. 事業を始めるか・否か

そもそも、まず個人事業主になるべきか、そうでないのかですよね。
個人事業主になるメリット・デメリットを思った通りに並べると、

■メリット
・青色申告すると最大65万円税金控除
・経費を計上できる
・「職」ができる
・お仕事を増やしても安心

■デメリット
・事業税(3~5%)が発生する(※290万控除アリ)
・申請や手続きがめんどくさい
・青色申告用の記帳がめんどくさい(簿記ワカラナイ)
・面倒事を税理士に任せると、金が吹っ飛びそう(←勝手な想像)
・といって自分でやるとなると大変で、実務に集中できなそう
・個人のお金の管理を再構築する必要あり(事業主貸と事業主借メンドそう)
・そもそも収入が不安定なのでメリットが生きるかわからない

…思ったこと書いてみたら、要はメンドクサがってるんですね、僕(^^;
なんでこんな"心の壁"ができたかといえば、書籍やネットで調べてると、アレが必要、コレが必要と なんだか義務感増やすばかりでストレス溜まっちゃうのですよね。アレなんとかならんもんかな。 …やったことない僕がガタガタ言っても、実際必要なんでしょうけれど…

とりあえず、やたらと面倒だ、という気持ちが強いことだけは分かりました。  お金の面を考えれば、(収入がそれなりにあれば)価値はありそうですね。  事業税はありますが、雑所得でまるまる課税対象になるよりかは有益っぽそうです。  ……さて、やると決めたわけではないですが、以降はやるとしたらどんなことが必要かを追っかけてみます。  ちなみに今回参考にしたサイトはこちら

2. 事業主になるための書類の提出

まず「個人事業はじめたよ」宣言をするために個人事業の開廃業等届出手続を税務署に出すのだそうです。
加えて、青色申告するなら所得税の青色申告承認申請手続も出す必要がある…とのこと。後者は白色申告なら要らないようですが、 白色のメリットと言えば記帳が不要という点くらいで、これも収入が300万を超すと義務化するという壮大な「孔明の罠」があるので、 今回は青色で記帳の覚悟を決めた、ということで青色に絞って考えることにします。

3. 個人事業の開廃業等届出手続

個人事業主を始める・やめるときに出す書類で、大体以下のことを決めておいたほうがよさそうとのこと(→実際の書類)。
■屋号
  → 要は店名。僕は「けん悟庵」でいいかな…?HP名もそうだし。
■事業の概要
  → お仕事の内容。僕なら「ITアプリケーション・コンテンツの開発およびIT支援業務」かな?

4. 所得税の青色申告承認申請手続

実際にお仕事をする場所を書いたり、提出する書類の種類を選択するようです(→実際の書類)。
決めておくべきは以下の内容。
■記帳の方法
  →簡易簿記か複式簿記か。青色は複式が基本らしいので、ここは「複式簿記」。

あれ?でもこれを見ると、「備え付け帳簿」の提出する物を○するところがあるな?…どれが必要なんだろ? 貸借対照表(バランスシート)損益計算書は必要だろうから書いてないけど、 現金出納帳とか、なんか色々あるなあ…どれ出せばいいんだろう?うーん、ここは要・勉強だな。
ちなみに現金出納帳とキャッシュフロー計算書って何が違うの?とかその程度の知識です。

…上記書類を税務署で認めてもらえれば、晴れて事業主になれるようです。 これらの書類書くのはそれほど問題なさそうですが、青色申告の備え付け帳簿のあたり、 理解が乏しいので、むしろ提出後に苦労しそうな予感…。

とにかく帳簿付けはマメにやること、というのが重要だそうですが、 そもそもExcelで資産管理してたので習慣化すればさほど苦ではなさそうです。 …さしあたりの課題は青色申告周りの書類形式の知識ですね。 そこをスッキリしたうえで上記の手続き申請をしたいものです。

また気になることが出たら、メモります。

2010.12.26

OpenCV 2.2がリリースされていました。 一時期更新がなく落ち着いていたOpenCVですが、ここにきてGPU対応や他のデバイス対応やらで頻繁に開発が行われるようになってきたようです。 LilyのTipsを整備しなおすにあたって、最新版に対応したほうが良いかと思い、OpenCV2.2をインストールしました。以下、その時の様子と手順をメモ。

CMakeのインストール

CMakeはクロスプラットフォーム用のMake作成ツールで、OpenCVでもこれを用います。 cmake-2.*.*-win32-x86.exeというwindows用のCMakeをダウンロードし、セットアップへ。インストールは基本的に「次へ」の連打で行けると思います(途中で環境変数パスの設定があるのですが、 僕は特に設定をしなくても行けました)。

CMakeでのプロジェクト作成手順

CMakeを立ち上げてみます。

OpenCVはCMakeに必要な設定ファイルはすべて用意されているので、参考先はOpenCVのインストールフォルダそのものにし、 出力先は任意の場所にします(僕の場合、後でファイルを分離するために_makeというフォルダに入れました) 設定後、Configureボタンを押すと、

ダイアログで「どの開発環境なんだい?」と聞かれるので、今回使うVisual Studioを選びました。 その他の環境で利用される場合は、ここで選択肢を変えれば、適切なMakeFileが出力されると思います。 コンパイラ設定などがありますが、僕はDefaultでそのままFinishボタンを押しました。 すると、先ほどの画面が真っ赤っかになります。

最初は何事かとビビりましたが、"設定項目をこれだけ見つけたけどまだ確定じゃないよ"という意味みたいです。 不要な設定を消す・不足分を追加するなど、変更を加えるタイミングはここです。 一通り設定の修正が終わったら、もう一度Configureボタンを押すと、 これらが確定されて、白くなります。ちょっと安心。

(※追記 2011/01/29)
ちなみに僕はVC++上でシンプルに使うため、以下の項目はチェックを外しました。
 ・BUILD_NEW_PYTHON_SUPPORT (たぶんPythonで使うためのもの)
 ・WITH_VIDEOINPUT(OpenCVで動画使いたい場合必要。僕はLilyで動画処理できるので不要)

あとOpenMP関係があった気がするんですが、2.2から消えたのかな?
OpenMP使わない方は設定外したほうが良いと思います(使ったほうが高速になるけど)

設定が終わるとGenerateボタンが押せるようになりますので、これを押下するとめでたく環境に合わせたMakeが出力されます。 後は開発環境側でコンパイルするだけです。すべてのプログラムをコンパイルしたければBUILDAll.slnといったソリューションがありますので、 OpenCV関連のソースを一気にコンパイルできます。Visual Studioなら「ソリューションのリビルド」でゴリゴリですね。

…と、ここまでやってくれる便利なCMakeですが、僕のように自前のGUIライブラリや開発環境を整備(Lily)していると、
プロジェクト設定がカチコチに固まったものと併用することになります。すると手動で設定をたくさん変えねばならないのですね。
CMakeによって自動でいろんな情報が埋め込まれているので、Lily仕様にプロジェクトを変更するのは一苦労…。

OpenCVはオープンソースですしクロスプラットフォーム対応は素晴らしい。ですがCMakeを経由して、 その仕様に沿いながら、さらに自分の望むとおりに改変する…となると、どうしてもマニアックな世界に足突っ込む必要が出てくるので、考えものですね。 もちろんこんな作業を学生さん達にはやらせたくないので、僕が整備することにしました→OpenCV with Lily

(※追記 2011/01/29)
OpenCV2.2のインストールでここをご覧になる方が多いようなので、補足します。
OpenCV2.2からヘッダ構成がだいぶ変わっているので戸惑われる方が多いと思いますが、
今までcxcore.h, cv.h, cvaux.hに集中していた構成を機能ごとにヘッダを組みなおしたようです。
さしあたり基本的な画像処理に必要なヘッダは、Lily用のサンプルコードを公開してますので、
こちらを参考にされるとよいと思います。
ほとんどの関数はOpenCV2.1以前と互換しているので、ヘッダの書き換えだけで済むと思います。

ちなみに、もっとこんな情報が欲しい!ということがありましたら、 本サイトの掲示板にでも何かご意見くださいませ。応えられる範囲で気ままに情報提供していきたいと思います。

2010.12.22

ダン・アリエリー氏の「予想どおりに不合理」とクリス・アンダーソン氏の「フリー」を読みました。
順番は「フリー」が先で、「予想どおり~」が後です。「フリー」を読んだ後にお世話になってる人に紹介してもらいました。

そもそもは自分がフリーソフト作家をやってきているので「フリー」にどんなことが書いてあんのかな?というのは気になっていました。 一言で感想を述べますと「まぁ分かるけど…それはアメリカだからだねぇ」という印象。
そんな感じでしたが、気にとまったのがフリーミアム非貨幣経済への明確な言及でしょうか。 フリーソフト提供での報酬は、まさに非貨幣経済における報酬であると思いました。そうなんですよね、フリーソフト提供だって、 完全無報酬ではなかなかやっていられないものです。ただその報酬が金じゃないってところがミソですね。
報酬は評価や評判。それらは定量化できないし、おなかがいっぱいになるわけでもない。 だから存在自体は分かっていつつも、実際はあまり取り沙汰されてこなかったのですが、それについて言及してあるところが面白かったです。 まぁ、個人的にモヤモヤしてた感を少しスッキリしてもらえた感じでしょうか("少し"というところがポイント)

一方でフリーミアム(フリー提供と有償のプレミアム版提供をもじった新語)という概念は、 現状ではバランスがもっとも良いフリーソフトウェア作家の在り方なのかなーとも思いました。
ただ、ずっとこれが最適というわけでもないと思います。なんかもっと良いフリーの在り方考えていきたいなーと思いました。 個人的にはもっとフリーとマーケットの結合を良くできると思うんです。

あと他にビット単価が限りなく0に近づくからクラウド産業が成り立つとかなんとか…そんな感じの話題が中心でしたが、 大企業経営者でもないので、直接的にはちょっと縁遠いお話でした。どちらかという享受する側としてウォッチしておくべき内容ですかね。

自分としては後で読んだ「予想どおり~」のほうが勉強になった……というか、個人的に好み。
「フリー」の話題はIT専門ですが、こちらはITに限らず、"人間ってさあ…こういうとこあるよね~"という人の本質を突く内容です。 もうタイトル通りなんですが、人間って合理的に生きようとしてるつもりで、すごく不合理に生きてるよね、っていうことを沢山の実験で実証してくれています。 読めば読むほど、人間って不思議な選択をしながら生きてるな~…でもきっと僕も同じく動くよな~と思わされます。
実のところ「フリー」の元ネタ本なので、こちらも"無料のパワー"について言及してあります。「フリー」よりさらに無料の魔力が伝わってくる内容です。 計算上の損得と関係ないところで、無料に惹かれる人間たちがいる…ということです。詳しくは実際に読まれて理解を深めていただきたいと思います。

もう1点、「予想どおり~」の中で自分の反省材料になった内容があります。
それは「市場規範」「社会規範」のお話です。 お金が絡んだ事柄(市場規範)と、絡まない事柄(社会規範)とで、頭の使い方がまったく変わってしまうという実験結果が示されていました。 人の信頼関係や善意でお手伝いをしたりすることは社会規範に則って処理されるため、全くの無給でありながらも意外にも満足する。 でも、そのお手伝いにお金を支払うということになると、実際に行う労働量は変わらないにも関わらず、急に労働を渋り出す。 「その金額じゃ働けない」というわけです。市場規範が持ち込まれることでまったく態度が変化するわけです。

あれ?フリーソフトから始めて、シェアウェアにするって流れは社会規範→市場規範じゃない?すると、ユーザ側の意識って思いっきり変わっちゃうわけだよね? え、それってまずくない?せっかく(無料時代に)築いた信頼関係が、市場規範の適用で解消されちゃうってこと?あわわわわわ…

…読んでいて一人であわててました。フリーで始めたものはずっとフリーじゃなきゃいけないのか?という問いも浮かびます。 このように、普段は気付かないような問題にも気づかせてくれますし、新しいセンスを与えてくれる良書だと思います。

ちなみに(訳書ですが)著者がかなり頭の良い人なのか文章が優しいです。読書が苦手な僕からもオススメの1冊です。

2010.12.12

昔ながらのホームページはフォルダ構造そのままのツリー式ですが、ブログの登場からページ階層という概念ではなく、日付け順や同一カテゴリ分けなど情報の整理方法にいくつかの手段が生まれました。 ツリー式は構造を把握しやすいのですが、情報の関連性を能動的に作る必要があり、ここを怠ると情報が散らばるという欠点があります。一方でブログ方式ですと、関連記事や最新の情報に触れやすくなりますが、 今自分がどの場所にいるのか把握しづらく、記事内容の関連性を意識せずに閲覧する場合、情報迷子になりがちです(例:日付け順だとさまざまな情報が入り乱れて整理されない...etc)。

と、いう問題を前から抱えていて、どうにか両立できないものかな、と考えていました。その解決策の一つがCMSであり、MODxだったわけです。 しかしDB利用に対するちょっとした不信感もあり、今回は自作。自作の中でタグカテゴリをつける機能を追加することにしました。 タグはそれほど積極的に使われる機能では無いと思いますが、それでも情報にアタリをつける一助にはなるかと思います(意識の問題で「ある」か「ない」かでは大きな差があるということ)

あとはページにカテゴリタグのリンクをつけるだけだー。がんばろー。

2010.12.09

DirectShowの動画読み込みでハマりました。

DirectShowで動画ファイルを読み込むとき、一番簡単なのはRenderFile()を呼び出す方法です。
RenderFile()にファイルパスを指定すると、そのファイルの合致したコーデックや変換器を自動的に接続し、 ビデオ映像の出力まで行ってくれます。自分らの場合は再生するだけではなく、静止画としてフレームを取りだしたいので、 RenderFile()の前後にSampleGrabberをつっこみます。SampleGrabberはキャプチャ用のフィルタです。 ちなみにLilyですとRednerFileで自動的に出てくる別ウィンドウがカッコ悪いので、 再生表示をつかさどるVideoRendererを切断して、代わりにNULLRendererをつなぎます。 あとは、コーデックさえ対応していれば、いろいろなファイルを再生してくれます。

…で一見するとウマくいくのですが、落とし穴がありました。
SampleGrabberのメディアタイプ指定です。

  AM_MEDIA_TYPE mt;
  mt.mejortype = MEDIATYPE_VIDEO;
  mt.subtype = MEDIASUBTYPE_RGB32;
  mt.formattype = FORMAT_VideoInfo;
  sampleGrabber->SetMediaType(&mt);

上記のようにAM_MEDIA_TYPEでSampleGrabberの画像形式を指定するのですが、このsubtypeが今回の主役です。 どうやらここはMEDIASUBTYPE_RGB24が良い様子。 他にもMEDIASUBTYPE_RGB32やMEDIASUBTYPE_ARGB32、その他YUV12などさまざまな形式がありますが、 コーデックとsubtypeの指定の相性(?)が悪いとウマく接続してくれず、画像取得に失敗します。

Lilyの画像データがBGRA32bitなのでARGB32で設定していたのですが、これがマズかった。 コーデックはRGB24に標準対応していることが多く、RGB32やARGB32はさほど対応状況が良くないことがわかりました。 (ARGB32はwmvは○、mpeg1は×だが、RGB32は逆になるなど)

bitmapの標準形が24bitなので昔からもっとも対応が普及している型なんでしょうね。 時代背景としては理解はできますが、もう少し柔軟に使えたらなーというのが希望でしょうかね。

 あ、ところでffdshowは便利ですね。32bit,64bitOSの双方に対応したコーデック集でDirectShowフィルタが使えるので。  Lilyで動画やる人がいたら、インストールをお勧めします。副次的にWindows Media Playerも強化されます(笑)

2010.12.06

動画像処理ってこの数年で身近になったイメージがないんです。
あ、いや動画編集はすごく伸びたと思います。Youtubeやニコニコ、UStreamで動画需要は凄い伸びてますよね。 僕が言っているのは、画像処理の開発において、まだ敷居が高いなあという印象です。それとも簡単になってきたのを僕が知らないだけかな? (openFrameworksやProcessingは触ったことないので、勉強が足らないなあ…)

いずれにせよ、自分が整備しているLilyの場合、まだDirectShowです。 DirectShowはDirectXファミリーから"勘当される"ほど、みじめな扱いを受けているSDKですが、 C++ & 動画像で手の込んだことをやろうと思うと、DirectShowは現役です。 つまるところ、(Windowsにおける)動画像処理関連の技術環境におけるブレイクスルーが少ないんだと思います。 Macはどうなんだろう?CoreVideoやCoreAnimationあたりですかね?Winよりはやりやすいのかな?

さて。この状況、逆にとらえると参入している開発者が少ない、ということでもあります。 自分も個人開発者ですが、個人開発レベルで動画に手を出している人はかなり少ないです。 やはり企業さんレベルでないと、手が出ないのかもしれません。確かにDirectShowも苦行です(苦笑) コーデックのこととか…うにゃうにゃうにゃ…あーめんどい。

せっかく動画が扱える環境づくりをしているわけですし、何か楽しい事をできたらいいなーと思いつつ、 周辺技術の敷居の高さに辟易とするのでした(笑)

どなたか、動画像処理の良い感じの開発環境についてご存知でしたら、ぜひ教えてください。

2010.12.02

UStreamが最近だいぶ熱いようです。
たとえば僕が面白くもないヒトリゴトをダダ流しにしてもあまり意味がない配信システムですが、本気で工夫しようとする学生たちを発見しました。

BaNyaKというグループで、東京工科大学メディア学部の音楽・音響系に志向をもった学生を中心に番組を展開しています。 フランクでありながら興味深い話題を提供してくれるため、見ているだけで闘志に火がつきます(笑) 基本放送時間が深夜なのでリアルタイム参加は難しいかもしれませんが、アーカイブでも楽しめるかと思います。 ただTwitterのTLとの連携を常に気を遣って配信しているため、Twitterでコメントしながら視聴する方法がとても熱いです。 夜中でも参加できる方はぜひ。

BaNyaKの番組ページ → BaNyaK_ch on UStream

そのBaNyaKの親分(先生)がやっているのがC401studioです。
こちらは先生が主導になって、ゲスト・話題に対して「徹子の部屋」する感じです(今のところ)。 この番組には僕も参加してきました。楽しかったです。 パニック障害&不安神経症を持っている僕ですが、先生やスタッフの皆が丁寧に対応してくれたため、 発作も起こさず、気楽にお話してこれました。これもアーカイブされてますのでよかったらご覧ください。 ちなみにこの番組もTwitter連携するのが楽しいです。

C401Studioの番組ページ → C401studio on UStream

実に楽しそう。

そして…
とても「うらやましい」・「悔しい」・「嬉しい」

「うらやましい」のは、仲間がたくさん集まっていること。
自己の「利己行為」がお互いの「利他行為」としても成立している点。 実は僕も大学1年の時、希望に燃えてました。当時仲の良かったグループに「学年全体で1つの意思に向かってメディア学をつくろう!」と号令をかけました。

誰もが反対しました。「なぜ賢悟の思惑に合わせて動かねばならないの?」と。
すごいショックでしたね。そんな風に言ったつもりはなかったのですが、弁解しても結果は変わりませんでした。 結局そのグループとも疎遠になっていき、僕は1人になりました(ま、僕が悪いことしたりもしたので仕方ないですが) あの時の、どす黒い感情は今も忘れることはできません。

さて、かように僕らの時は良くも悪くも「個人主義」が強かった。それは僕も例にもれず。 悪い癖は今でも続いていて、ゆめいろや彩えんぴつ、プラグインなどで個人的な実績はあっても、 「誰か」と一緒にやることにひどく強い抵抗を持つようになってしまいました。 だから僕はいまだ一人で頑張っちゃうんですね。

メディア学部でメディアを考えていくに当たって、基本は「人の直接のつながり」だと思ってます。 議論とならないまでも、楽しく話し合って思考を研磨しあう……お互い成長できる。 そしてそれこそがメディアであり、メディアの効用なのです。

その点、BaNyaKやC401studioの周囲を囲むメンバはつながれていて、素晴らしい、「うらやましい」。

僕らの学年ではそれはできなかった。しかし今の後輩たちはできている。 こういったメディアのつながりを持てなかった自分らが「悔しい」です。 個人主義に慣れすぎてしまい、まだ抵抗が強いですが、いつか彼らの中に入っていければと思います。

そして、これはメディア学部1期生、卒業生として思うのですが、 自分の出身大学・学部でこういう動きが出てきたことが純粋に「嬉しい」。 この流れを絶やさないでほしい。いや、むしろもっと発展させてほしい。

なぜなら東京工科大学メディア学部では学生がヤンチャに動いて、勝手に成果を出す。 先生にお膳立てされたり、単位で制御されている世界…つまり思考を依存した状態では生まれないんですよ。 12年間見てきてるから分かる。勝手に思考して表現するヤツが評価されてるんです。

"ゆめいろ"だってそうです。あれは99%の先生に否定されていたモノでした。 でも無視して完成させたら、今となってはなぜかメディア学部の主要成果の一つになってる。 不思議でしょう?でもそれが現実です。

そしてBaNyaKやC401studio界隈の学生、後押ししてくれる先生たちにはその可能性を感じるのです。

暴れろ。組織の枠にとらわれるな。
君たちは自由に動いていいんだよ。

2010.12.01

RDBの偉大さを思い知る毎日。

ページ送り作るのだけで一苦労でした。でもやっぱりローカルのファイルのタイムスタンプをウマい事使ってやりたかったんだ…

データベースって良くできてますよね。Webの世界で大きく活用されている理由がわかります。 この手のデータ構造を自分で作ろうとなると本当に大変なんだなーと思い知りました。

もう少しで、ひとまずWebは落ち着きそうです(欲を言えばキリなく要望は絶えませんが)。
あとはsitemapの自動出力と、タグ機能かな?タグはいろいろ面倒なので、sitemapが先かな? そのほか、twitterやfacebookなんかとの連携もちょっと勉強してみたいところ。 (お試しでtwitterボタンつけてみました)がんばろう。

2010.11.30

ようやく雑記を復活できました、渡辺です。

前バージョンのサイトはMODxで運用しておりましたが、サイト攻撃に遭ってしまったのでプレーンHTMLに切り替えました。 CMSやブログツールを使うのが一番良いのでしょうが、頭のリハビリも兼ねてHTML解析・生成ツールを自己開発しました。 あまりに特殊な仕様になっちゃったので、一般公開に耐えるものではありませんけど……勉強にはなりました。

しかも、何も考えずにC++で作り始めてしまったのですが、文字列処理が苦手なC++で作る必要はなかったですね… 出力用のPHPを組むなりすればよかったと引き返せないところまで来て、気づきました(厳密には後輩にアドバイスされた)

しかしおかげさまでDB不要になり、バックアップもローカルで安心して取れますし(SQLDumpが苦手)、 ブラウザ上でページ編集する必要もなく(ブラウザ上編集が苦手)、しかも必要な機能は自分で作れる!(固有環境に合わせるのが苦手) ……時間はかかりましたが、やっとHP作る気にもなってきましたので、少しずつ復元していきたいと思います。

あ、そうそう。

この雑記の役割ですが、基本は単なるボヤキ場です。しかし、まとまって良い内容が出てきたら、 正式のコンテンツに格上げするという自分内”登竜門”だと思ってます。 この雑記から良いものが生み出せたらいいなーとかイメージしながら、ひとまず最初の投稿の筆を置きます。

それではこれからよろしくお願いしまーす。